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2018年のGemini Lake―完成したApollo Lakeの後継


後半が新しいGemini Lakeについて、前半がその前のApollo Lake。2018年1月-5月にも加筆更新しました。

完成したエコパワPC LIVA Z―Apollo Lake

既にApollo Lakeで4K、そしてトリプル・ディスプレイ、VP8の半分の転送量で済むYoutubeの使うVP9コーデックのハードウェア・デコードに対応し、小型省電力PCは既に完全体となった感はある。Apollo Lakeは2017年初頭にLIVA ZとしてLIVAシリーズに組み込まれ、手のひらサイズで約3万円と小型化を極めた。いうなれば標準PCとして全国民に配布し、津々浦々の消費電力を低下させるべく完成体である。

LIVA Zはアイドル時4-5W、負荷時16W。

LIVAZ-4/32-W10(N4200)は、Intel Core i3 3217Uの初代Intel NUCと遜色ないほど快適でした!!!(ZIGSOW、2017年6月11日)

なぜ当ブログは「エコロジー・パワフル」を名乗ってきたか。まったく音のしないPCが欲しかったのであり、そのためには低消費電力で、しかしまた操作性に問題のないほどのパワーが欲しかった。ほとんど見ないサイトだけど、動きを作るために十数年前にPentium Mスレの1に「エコロジーでパワフルなCPU」というキャッチコピーを侵入させ、それは今でも続いている。そのようなパソコンはずっと作ってきたので、省電力チップセットのIntelのAtomと、AMDのFusionを取り上げた「Atom Fusion」なるブログを作り、そのすぐあと311に爆発が起きた。一層「エコロジー・パワフル」は追及されるべき。

Gemini Lake

Apollo Lakeの後継のGemini Lakeが2018年に登場。

L2キャッシュが4MBと倍になり、デコーダーが3-wayから4-wayに増える。Apollo LakeのVP9 8-bit Profile 0のサポートから、Gemini LakeではVP9 10-bit Profile 2のサポートとなる。このことはYoutubeのHDR映像に対応することを意味する?

HDMI2.0となりウルトラHD Blu-rayディスク(UHD-BD)に対応?非対応みたいですね(注1)

特に大規模な変更は起こらず・・・と見えたが。

ASRock J5005-ITX ― Mini-ITX が4月登場。逆に大規模な変更は、Apollo lakeまでと比べて仕様上のメモリが8GBへと、以前の16GBから半減し、そしてDDR4となった(DDR4 2400/2133 SO DIMM)。いやしかし、実際には32GBまで詰める(注1)、と。また、DisplayPortがなくなったということですね。実際の製品の仕様が大変更ですね。

注1:ASRock・J4105-ITX(Gemini Lake搭載Mini-ITXマザーボード)(後ろへ向かって前進、2018年3月4日)を介して、メーカーのメモリサポート一覧も。さらにその注釈:チップの少ないやつが適合

LIVA Z2 (Gemini Lake)

LIVA Z2が2018年4月くらいに登場?性能的な変更点はここまでに書いた感じで、サイズのバリエーションが増える。

  • LIVA Z(旧) – 117 x 128 x 33 mm
  • LIVA Z2(新)基本型、117 × 128 × 51 mm – 2.5 SSD/HDD x 1 – USB 3 Type-A x 3, USB 3Type-C x1
  • LIVA Q2(新)小型、70 × 70 × 33.4 – eMMC 32/64GB – USB 3 Type-A x 1, USB 3Type-C x1 – HDD用量固定でUSBが少ないが小型。HDDに該当部分はmicroSDを使い128GBまでの記載。メモリ最大4GB
  • LIVA One SoC(新)拡張型、199.4 × 188.3 × 45 mm – 2.5 SSD/HDD x2 ハードディスクが2個のる。

全体的に映像はHDMI 2.0(基本型+HDMI 1.4, 拡張は+D-sub)。小型は音声も3.5mmジャックでなく、HDMI audioとなる。Wifi 802.11ac + Bluetooth 4.2(小型は4.1)

ECS at CES 2018: LIVA Z2, LIVA Q2 & LIVA One SoC Gemini Lake-Based UCFF PCs 2018-1-12, anandtech.

Intel NUC(Gemini Lake)

LIVA Z2より先に5月10日、Intel NUCが出ました。Pentium Silver J5005モデル「NUC7PJYH」とCeleron J4005モデル「NUC7CJYH」が同時に。

これは下記海外のブログを見るとファン付きみたいですね。Intel NUCにファンレスはない、と。あと閾値以下の温度ではファン停止の設定もBIOSからできるみたいです。

  • 2.5インチSATA, HDMI 2.0a × 2, Wifi 802.11ac + Bluetooth 5, USB 3.0×4(前面2・背面2)

Gemini Lake時代の考察

考察1: DisplayPort消滅。1つ前のApollo Lake(以降Apollo)ではDisplayPortとHDMIの組み合わせだった。HDMI 2.0aが2つなのはIntel NUCのみ、4Kデュアルディスプレイしたい場合に現状ではIntel NUCが強い。逆に1台のモニタ(DisplayPortとHDMI各1つ搭載モデル)に、2台のPCをつなぐには片方がApolloを選択する必要がある。(関連記事2K、4K、8K、HD、フルHD、うんぬん)ただし、今後はDisplayPortは消滅し、USB Type-Cに組み込まれていく流れ。
・中村真司 VESA、DisplayPortコネクタのフェードアウトを示唆。将来的にはUSB Type-Cに集約, 2017年6月19日, PC Watch.

考察2: DDR4 2400/2133 SO DIMMとなった。Apolloでは DDR3L 1866/1600 SO DIMM、さらに前ではその1600で、下位互換があるので使いまわせたのだが、メモリの買い替えが必要になり、現時点でメモリ価格がおそらく最高潮に高騰中。用途に合わせ最低4GB、かもう少しハードに使うのなら8GBで様子を見てもいいかも。

考察3: NUCタイプは、前面背面両方にUSBポート合計4つ(拡張型で合計6つ)。小型LIVAは背面のUSBのみで、合計2つ、これは初代LIVA Mini PCと同じ位置づけでは。AppoloのLIVA Zが前面3だったので、キーボードを後ろに、USBメモリを刺したい時は前にと通常の使用状況は想定されて非常にいい。

考察4: Intel NUC, LIVA Z2共に2.5インチSSDが載るので最大2TB載りますね。LIVA ZだとM.2-2242 SSDという一般的ではない規格で、最大512GB、一般的に売られているのが240GB-256GBだったので、この点では入手・使いまわしやすくなる。

考察5: Intel NUCはSSD・OS・メモリの用意が必要, LIVA Z2は基本型・小型では最低限のものが全部載っているバージョンがあり、メモリ4 GB、eMMC 32 GB(HDDよりは早いがSSDよりは遅い)搭載、拡張型は詳細未定。この点で、とりあえず動く状態ではIntel NUCより安くなるでしょう。メモリが4GBあればネットを見るくらいでは、そんなに問題はないと思う。ストレージ32GBというのはちょっと少ない。


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