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Gemini Lake、Apollo Lake、Braswell、ASRock、LIVA Z・Z2の比較

このページは、おもむろに更新されます。書いてませんが2020年にはJ5040が出てくる様子。

Gemini Lake / Apollo Lake、LIVA Z2 / LIVA Z、J5005-ITX / J4205-ITX を中心に、性能や拡張性を見ていきます。以下を比較します。

  • コードネーム、Mini-ITXの製品名、LIVAの名前(2018年10月)
  • Gemini Lake、J5005-ITX、LIVA Z2(2018年10月)
  • Apollo Lake、J4205-ITX、LIVA Z(2016年)
  • Braswell、N3700-ITX(2015年)

Apollo Lake: J4205-ITX vs Braswell: N3700-ITX

Apollo Lakeのほうが、CPUパワー・映像パワー共に30%前後増しで、電力は下がるのではという感じです。

パワーの点で見ると、軽快な再生ソフトで4K動画(2160p)が見れるのは、Apollo Lakeの方で、Braswellではゆっくり再生とかに正常でない再生になってしまう。

Youtube閲覧では、V9の再生支援に対応したApollo Lakeでは、Chromeでそのまま見ると1440pならほとんど問題なく再生できます。4Kはちょっときつそうで、当方の光回線もついてきていないのでちょくちょく読み込みのために一時止まります。同じくChromeからのYoutubeで閲覧、Braswellでは、同じように問題なくというのは720pまでで、1080pで既にCPU使用率が100%になります。なのですが、720pというのは通常問題ない再生サイズだと思いますので、これを妥協するかどうかですね。

M/BCINEBENCH R15 CPU同OpenGLアイドル時電力高負荷時電力
Gemini LakeJ5005-ITX302cb [1]Intel Pentium J5005 vs. Intel Pentium J4205, cpu-monkey18.6W [2]AsRock J5005-ITXの低消費電力度はどのくらい?, はぴの自作カフェ2nd28W – 30W [3]AsRock J5005-ITXの低消費電力度はどのくらい?, はぴの自作カフェ2nd
Apollo LakeJ4205-ITX191cb [4]当方計測20.30fps9.8W [5]DOS/V POWER REPORT 2017年1月号25.2W [6]DOS/V POWER REPORT 2017年1月号
Braswell RefreshN3710-ITX149cb [7]Intel Pentium J4205 vs. Intel Pentium J3710, cpu-monkey21.6W [8]DOS/V POWER REPORT 2017年1月号付録 マザーボード&ベアボーン超図鑑34.3W [9]DOS/V POWER REPORT 2017年1月号付録 マザーボード&ベアボーン超図鑑
BraswellN3700-ITX141cb [10]当方計測15.87fps14.5W [11]DOS/V POWER REPORT 2015年10月号25.6W [12]DOS/V POWER REPORT 2015年10月号
※パーツ、使用ソフトなど計測条件が異なるため、あくまで参考に。

*CINEBENCHの計測時、両方とも BIOSの Power Gear 設定は Sport Mode という省電力の反対のパフォーマンスモードです。

ここにCPU-ZでのJ5005-ITXのベンチがあるが、Sport ModeだとJ4205-ITXで数値が上回ってしまう。

以下、もう売ってないです。なかなか売ってないので、2020年の J5040 を待つのもありかと。

5005の下位版は 2019年12月末でもまだある。

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拡張性からの比較

Gemini LakeではメモリはDDR4です。Apollo LakeとBraswellではDDR3Lで共通するので使いまわせます。メモリが最高に高騰しているので結構重要な点かと。

Mini-ITXマザーボードではどれもSATAポートは4つ。だいたい同じなんですけど。BraswellのN3700-ITX(J3710-ITX)ではちょっとUSBが多く、DisplayPortがある。Apollo LakeでDisplayPortだとLIVA Zになる。DisplayPort→HDMIの変換は結構高いので、手持ちのモニタに合わせてこれも考慮すると選択肢も変わるかもしれない。DisplayPort→Mini DisplayPortは安価。

あとはLIVA Zでは2242型のSSDは最大容量512GBで、さらにコスパが悪いので、240-256GB以上を標準として、それ以上の用量が必要ならばLIVA Z2か、Mini-ITXのマザーボードですね。

あとは、サイズですね。

コードシステムディスプレイUSB拡張USB用コネクタ
Gemini LakeJ5005-ITXHDMI (4K)、DVI-D、D-SubUSB 3.1 x2, USB 2.0 x2USB 3.1 x2, USB 2.0 x3
Gemini LakeLIVA Z2HDMI 2.0 (4K), HDMI 1.4USB 3.1 x2(うち1つType-C), USB 2.0 x2拡張SSD: 2.5インチ x1
Apollo LakeJ4205-ITXHDMI (4K)、DVI-D、D-SubUSB 3.1 x2, USB 2.0 x2USB 3.1 x2, USB 2.0 x3
Apollo LakeLIVA ZHDMI (4K)、Mini DisplayPortUSB 3.0 x4(うち1つType-C)拡張SSD: M.2 2242
BraswellN3700-ITXHDMI (不完全4K)、DisplayPort 1.1a、DVI-DUSB 3.1 x4, USB 2.0 x2USB 3.1 x2, USB 2.0 x4

*N3700-ITXとJ3710-ITXはコネクタ数は同じです。

ECS LIVA Z2。LIVAZ2-4/64-W10Pro(N5000) ちょっと大きくなったけど、2.5インチのディスクが載るので拡張性は格段アップで、これ1個で4TBのSSDのシステムが組めます。

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ECS LIVA Z。N4200/メモリ4GB/eMMC32GB/OSなし 最低限これだけで動く。ディスク容量が32GBなので、SSD(M.2. 2242型)を追加したり。SSDを増設したら下記のファンなどで冷やした方がいいと思います。2242型だと256GBまでが入手しやすく、どうにかして512GBと思います。

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アイネックス USB12cmファン ゴム足&強弱スイッチ付 UFAN-12 1000rpmで超静音で、気にしなければ気付かない程度になるかと。LIVA Zと同サイズでSSD増設時の熱暴走を防ぎます。無音にしたければ、もっとパーツを組み合わせたりで800rpmとかを目指すといいと思いますけど、パーツ数が増えるのは個人的には嫌です。

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Transcend 3D TLC NAND採用 SSD 240GB M.2 2242 TS240GMTS420S LIVA Zに載せるカード型のSSDのオススメです。もう少し安いのもあるけど、よくわからないメーカーなので。3D NANDのこれがオススメ。ただいこれは上のファンで冷やさないと熱いから、下手すると強制再起動するかも。

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余談:J4205-ITXの省電力ステートについて、C10まで設定できる。玄人志向やアビーのACアダプタなら、2014年版、新たなる省電力PCの探索にて調べたけど、C7まで対応している。でもC10はどうなんだろう、わからない。ということでC7に設定して、C8以降の実験はしていないです。番号が進むほど省電力で待機し、C8以降は特にノートブック用かと。PC Hotline!を読むと、書いてあることはよくわからないが笑、たぶん違いは以下。
・C6
・C7 100MHzで待機。ディスプレイオン可能。
・C10 C8以降、24MHzで待機。ディスプレイオフ。復帰が遅い。

玄人志向 ACアダプタ KRPW-AC120W Mini-ITXのマザーボードにおすすめのACアダプタ。

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出典

出典
^1Intel Pentium J5005 vs. Intel Pentium J4205, cpu-monkey
^2, ^3AsRock J5005-ITXの低消費電力度はどのくらい?, はぴの自作カフェ2nd
^4, ^10当方計測
^5, ^6DOS/V POWER REPORT 2017年1月号
^7Intel Pentium J4205 vs. Intel Pentium J3710, cpu-monkey
^8, ^9DOS/V POWER REPORT 2017年1月号付録 マザーボード&ベアボーン超図鑑
^11, ^12DOS/V POWER REPORT 2015年10月号

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