macOSのファイルプレビューQuick Lookを、Windowsで実現するソフトです。ファイルの編集は目的ではなく、色んな種類のファイルのプレビューをとにかく早くという感じです。スペースで起動、再びスペースで終了。ほかの同様のソフトは有償だったりということで、このQuickLookが、2017年5月から開発されています。
Windowsではエクスプローラーで「表示」「プレビューウインドウ」と選択すれば、右側に表示できるファイルの種類もあるけど、ちょっと貧弱。ほかにWinQuickLook(ストアで有償)、Quick Eye(Win10で有償、Win7/8無償)、Seer(使ったことない)などあります。
特徴
- テキスト、コード・スクリプト、PDF、.md、圧縮ファイル、動画、音楽など多様なファイルを秒でプレビュー。
- スペースキーを押すだけ、秒で起動し素早くプレビュー。再びスペースで終了。
- ピン止めがあり終了しないこともできます。(ピン止めした場合は、Xで終了)
- 映像では、余分なボタンや枠などを表示せず、映像のみが表示できます。
- 全画面表示もできます。
ダウンロード
ポータブル版で慣れるのがおすすめです。
- QuickLook Microsoft Store ja-JP – 入手を押していけばインストールできるでしょう。
- QuickLook – Releases github – .msiがインストーラー版、.zipが自分で解凍するフォルダ版です。
ポータブル環境を推しているので .zip 版でいきましょう。ほかのインストールの方法で行った場合は、起動するためのアイコンがスタートメニューとかに追加されているかと思います。
.zip 版では。zipを解凍したフォルダの中に、QuickLook.exe があるのでクリックして起動するとシステムトレイの中に起動しています。起動したら、エクスプローラーでファイルを選択してスペースを押せばプレビュー、もう一度スペースでプレビュー終了です。
プレビューを開いたまま、エクスプローラーで違うファイルをクリックして選択すると、今度はそちらのファイルがプレビューされます。
ショートカットキー
- – プレビューの起動/終了の切り替え。
- – プレビュー終了。
- – そのファイルを開く。
- – 動画再生時の音量調節。
- + マウスホイール – 画像などの拡大縮小。
このソフトのいいところは、ポータブルにできるところ、引数で起動するところですね。引数で起動すると、初回はちょっと時間がかかりますが。古いWindowsのQuikview.exeというソフトを組み合わせるようなソフトとも併用できます。
前回紹介した超軽い動画再生ソフトのPotplayerも組み合わせるといい感じです。PotplayerでCPU負荷5%くらいの動画を、QuickLookで再生すると25%になっていました。QuickLookはタイトルバーをクリックしないと、ドラッグ&ドロップで移動できないなど使いにくさはあります。
画像ビューアーでは
JPEGView Portable 画像サイズにフィットする画像ビューアー。OpenMausuji でスクロールで前後の画像に移動するショートカットを登録すると超便利。honeyviewも軽快動作だが。