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Notepad2 / Notepad2-mod /metapath / Notepad3 日本語化パッチ


Notepad2-modとmetapath。
Notepad2/Notepad3の日本語化パッチを作りました。

Notepad2は、メモ帳を文字通り置き換える、軽快テキストエディタで機能も充実しています。20言語ほどの基本的なプログラミング言語ハイライト、多様な文字コードの対応、簡易正規表現、多様な文字列変換処理があり矩形選択(箱型、Alt押し)でも処理できる。専用の軽快エクスプローラmetapathもあり。2004年から開発が開始され2011年に停止している。レジストリは使いません。軽快ということでタブ、ウインドウの分割は実装されない。初期状態でメモリ使用量3MB台とか(Notepad3でも大差ない)。

Notepad2-modが開発を引き継ぎ、2017年5月が現時点の最新バージョン。初代がオープンソースなので機能追加されてきた。HTML/CSSなど新しい予約語の追加、新しくMarkdown/CoffeeScript/Ruby/AutoHotkey/bashなど15言語ほどの構文ハイライトが追加。コードの折りたたみブックマーク(行しおり)に対応。同じ文書内の単語の2度目の入力で、単語補完。検索時など、一致文字列をハイライトする単語マーカー。Windows 2000対応版あり。

さらにNotepad3が登場し、夏時点で活発に開発されている様子。JSON/Go/MATLABなど10言語以下の構文ハイライトが追加。鬼雲強力な正規表現の採用。アイコンが刷新され高解像度にも対応。文書内URLのリンク。カーソル位置・ブックマーク・文字コードを、ファイルごとに記憶。metapathもMiniPathに更新。DirectWriteでのフォント描画にも対応。テキストエディタとして痒い所に手が届く。

いずれもインストーラ版でインストールすれば、システムファイルはそのままでメモ帳の呼び出しを置き換える。

Notepad2-modを継承したzufuliu版Notepad2が意欲的に開発されており、括弧/インデントの自動補完、プログラミング言語の予約語も単語補完、各種変換機能、文字コード検出改善、プログラムエディタとして痒い所に手が届く系(ゆえに以下機能はない:鬼雲、ファイルごとに記憶など)。ぜひzufuliu版とNotepad3で合体してほしい笑 今2018年9月ですけど、次の正式リリースでNotepad3とzufuliu版Notepad2の両方が、DirectWriteによるフォント描画とトゥルーインライン入力に対応します。

日本語化パッチ

おすすめはNotepad3。ちょっとメニューが大きすぎると思ったら、あるいはバリバリコードを書くならNotepad2 zufuliu版。Windows XPではNotepad3でなくzufuliu版。Windows 2000でもzufuliu版。なにか使い続ける理由があるならば初代のNotepad2です。Zip版もあるのでインストールせずとも試せます。開くためのテキストファイルをコピーしたり安全なファイルで試してください。

本体は目次から公式サイトへと辿ってください。ブログのコメント欄で、誤訳・ミスなどありましたら教えてください。

  • Notepad2/metapath zufuliu版 (Notepad2-modの後継)公開日2018/08/08-更新8月21日新訳。
    単語補完の問題は解決済みです。
  • Notepad3 / Minipath 日本語化パッチ 公開日2018/07/13-更新8/21新訳。単語補完の問題があります。
  • Notepad3 / Minipath 開発版の日本語化設定ファイル 公開日2018/09/22。ダウンロード場所はこの中のテキストに書いています。
    単語補完の問題は解決済み。ただし正式バージョンではないです。テキストファイルに配色設定2が効かない問題を解決。フォント描画方式をメニューから変更できるようになっています。予約語の自動補完つきました!背景黒でも変換の色が見やすくできます。空のファイルにデフォルトの文字コードが効いていない問題が直ったり復活したりしていますね。
  • ちょうど、本家が多言語化をNotepad3に組み込みはじめ、日本語版が8月19日に暫定完成したので、それ以降に作成された本家ソフトウェアが自動で日本語メニューとなります。これに際しNotepad2系も新訳版に変えました。

Notepad2

テキストエディタ用のScintilla(シンティラ)ベースのメモ帳置き換え版、超軽快テキストエディタ。基本的なプログラミング言語のハイライト、多様な文字コード対応、簡易正規表現。多様な文字列変換処理。専用の軽快エクスプローラの用意もあり。オープンソース。プログラミング言語ごとにフォント設定ができます。

  • Notepad2公式サイト
  • 最新バージョン 4.2.25, 2011年5月11日
  • 対応OS Windows XP/Vista/7/8/10, 32/64-bit

UTF-8を含む様々な文字エンコードに対応

対応するシンタックス・ハイライト

  • HTML, XML, Perl, CSS, JavaScript, VBScript, ASP (JS, VBS)
  • C/C++, C#, Resource Script, Makefiles, Java, Visual Basic, Pascal, アセンブリ, PowerShell
  • Perl, Python, Apache Config, SQL
  • バッチ(.bat)、設定ファイル(.ini、regなど)、Diffファイル
  • 括弧にマッチして強調表示

配色の標準設定2

配色の標準設定は2つ設定できショートカットでも切り替えられる。逆にテーマの切り替えはない。ただ配色設定の保存はできるので、テーマ風に保存・読み込みはそれなりに簡単にできる。

基本的な正規表現

シンティラに実装された行ごとの置換が使える。これは繰り返しの記法{n}は使えない。

クリアータイプ

公式サイトでクリアータイプ対応と書いてある。FAQ6参照。配色の設定画面で、font:メイリオ; size:9; smoothing: cleartype; としてやればいい。

ただ、ソフトウェア個別でやるよりは、Windowsのクリアータイプ設定やシステム側で設定した方が良い。

Windows 10 の 2017年のアップデートから、Windowsで設定しただけでもかなり綺麗な様子。Windows 10 Creators UpdateでTrueTypeフォントが綺麗にを見ると、ギザギザ感が完全になくなった感じがあります。

それ以前のOSでは、MacTypeという設定ソフトでギザギザはなくなります(当ブログの以前の記事)。

メモ帳の置き換え

C:\Windows\ のシステムフォルダに直接つっこむ方法が紹介されていたりしますが、最近のWindowsでは警告が出ると思います。またWindowsのメモ帳に復元されてしまう可能性がある。


Notepad2のインストーラでは、最初の「OK」を押すと、インストールされメモ帳(notepad.exe)の起動も置き換えます。システムファイルnotepad.exeはそのままです。

Notepad2-modからは、インストール後に再びインストーラを実行すると、メモ帳を復元する(Restore Windows Notepad)選択肢も選べるようになります。

Notepad2/2-mod/3のいずれもインストーラ版でインストールすれば、システムフォルダではなく、ちゃんとC:\Program Filesにインストールして、メモ帳の呼び出しをNotepad2に置き換えるようにして、ジャンプリストも使えるようにしてくれます。2-mod/3は同じインストール画面となりますが、Windowsのメモ帳の復元(Restore Windows Notepad)という選択肢も出ます。

手動でやる方法は以下があります。

  1. レジストリを書き換える。
  2. Windows 7 からはジャンプリストを使うこともできる。

1を説明すると、C:\Program Files\Notepad2Notepad2.exe を置いた場合以下のようにレジストリをいじる(以下を.regとして保存する)。(動作確認はしていないです)

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\notepad.exe]
"Debugger"="\"C:\\Program Files\\Notepad2\\Notepad2.exe\" /z"

元に戻すには、指定をブランクにする。

"Debugger"=-

WEB検索

文字列の選択状態でショートカットの Ctrl + Sfift +1か2 を押すとブラウザを開いて検索します。Notepad2.iniに記述した、以下の設定に対応します。例では、1でGoogle、2で英語辞書です。

[Settings2]
WebTemplate1=https://google.com/search?q=%s
WebTemplate2=https://eow.alc.co.jp/search?q=%s

ステータスバー

ステータスバーのダブルクリックで、以下の切り替え・機能が使えます。

  • 文字コード
  • 改行コード
  • 入力モード
  • 文書の種類
  • 指定行へジャンプ (Notepad3)
  • 標準配色1/2の切り替え (Notepad3)

ほか

/b の引数で、Notepad2でクリップボード履歴を取ります。ショートカットを作成して、そのショートカットの「プロパティ」の「リンク先」に「 /b」(最初に半角空白あり)を足すと起動しやすいです。

選択状態で置換を開く。文字列を選択状態にしたまま、置換を開くと、検索文字列に選択文字列がセットされているので、地味に便利です。

  • タイムスタンプの更新機能 があるけれど、公式サイトの書式では動かず、くくりが不要でした。右項は、年月日時分秒はそれぞれ、%Y%m%d%H%M%S です。「Date: 」(半角空白あり)の後にスラッシュ区切りの日付と時刻を挿入した場合は、以下の設定になります。年月日区切りでは、「19:25 2018年7月10日」のように挿入され、漢字が対象ではないのかこれには合致させられなかった。
[Settings2]
TimeStamp=Date: \d\d:\d\d 20\d\d/[01]\d/[0-3]\d | Date: %H:%M %Y/%m/%d

Notepad2-mod

初代がオープンソースなので引継ぎ開発。新しいHTML/CSS/Javascriptなどの予約語の追加、Markdownなどの15言語のほど構文ハイライトが追加。コードの折りたたみ、ブックマークに対応。同じ文書内の単語の2度目の入力で、単語補完。一致文字列をハイライトする単語マーカー。一部アイコンが綺麗に。

  • Notepad2-mod公式サイト
  • 対応OS Windows XP/Vista/7/8/10 32/64bit Windows2000(古いバージョンで)
  • バージョン 4.2.25.998, 2017年8月6日
  • Windows 2000対応版 4.2.25.856, 2013年7月20日

追加されたシンタックス・ハイライト

  • HTML、CSS、Javascriptなどの新しい予約語も追加
  • AutoHotkey (AHK), AutoIt3, AviSynth, Shell Script(bash), CMake, CoffeeScript, Inno Setup,
  • LaTeX, Lua, Markdown, NSIS, Ruby, Tcl, YAML / VHDL scripts.
  • NFO/ANSI art の表示の改善 – こういうやつですね。ASCII Artwork: .NFO Files。フォントは Lucida ConsoleConsolas に。


上記サイトの2000ad.nfoを表示。上が2、下が2-mod。

コード折りたたみ

  • コードを折りたたむ/展開。
  • Alt+矢印で折りたたみ位置を移動。
  • 行番号の箇所の余白が少し増え、折りたたみがここに入るようになった。

ブックマーク

  • しおり – Ctrl + F2 で行を記憶、F2で順にその行へと、カーソルを移動。

単語補完

文書内の単語に一致する文字列を入力していく途中で入力補完されます。(要設定)

ただ日本語の文章もマッチするので、修正するよう報告をしようかと考え中。

単語出現マーカー

検索ヒット、あるいは選択状態の文字列に一致する文書全体の文字列をハイライト。(要設定)

検索/置換

  • 正規表現などの簡易ヘルプの追加。これは慣れないうちなんか利便性が非常にいい。
  • ワイルドカード追加。

ほか

  • 機能のベースとなっているシンティラをバージョン3後半まで更新
  • ツールバーに、「ファイルを実行」、「コード折りたたみ」が追加

metapath

metapath は、Notepad2系に合わせたエクスプローラ風のもので、小型にでき、一覧のファイルを好きなプログラム専用として開くことができる。なのでmetapathに表示されたファイルをクリックすれば、Notepad2で開くことができる。

アイコンがXP以前の非常に古い感じなので、Metapath Winstripe style Toolbarを使うと、XP風になります。

注意 初期設定ではファイルの削除でごみ箱を通さないので、通すように最初に設定すること。慣れていないときに特に注意です。右クリックで設定を保存するか、F7で設定が保存される。一度保存されると今度からは自動で設定を保存するようになるし、保存しなければ、ずっと設定ファイルは作成されない(これはNotepad2系共通の仕様)。

Notepad3

Notepad3 解説も参照。

Notepad3が登場。アイデア満載で開発されている様子。JSONなどの7言語ほどの構文ハイライトが追加。鬼雲 の強力な正規表現の採用。アイコンが刷新され高解像度にも対応。文書内URLのリンク。ファイルごとにカーソル位置・ブックマーク・文字コードを記憶。metapathもMiniPathに更新。逆にメニューが長大になったので、この辺りでNotepad2-modとの使い分けも考えられるかも。

メニューでは、Altキーからのショートカットの変更はそこそこある。JSONなど追加の構文ハイライト。正規表現が鬼雲(Onigmo)に対応。標準のフォント設定でも文字化けがなくなった気が。

  • Notepad3公式サイト
  • 対応OS Windows 7/8系/10, 32/64 bit
  • バージョン 4.18.512.992, 2018年5月12日
  • XP対応版は、現在ダウンロードできない様子。用意するみたいだけど、過去のバージョンがダウンロードできれば使える。

さらに追加された構文ハイライト

  • Awk, D Script, Go Script, JSON, MATLAB, Nim, R-S-S (R言語?), レジストリ( .reg これまで設定ファイルの構文で対応)

鬼雲の正規表現

正規表現のエンジンが Scintilla から 鬼雲(Onigmo)に代わり、行単位のマッチとされていた制限がなくなり、基本的な繰り返しを表す{n}も使えるようになりました。

  • {2} – 直前の指定を2回繰り返す。
  • {2,} – 直前の指定を2回以上繰り返す。
  • {2,5} – 直前の指定を2回以上5回まで繰り返す。
  • Onigmo/doc/RE.ja 鬼雲の正規表現の説明書

単語一望モード
単語マーカーがヒットしている行以外を折りたたみ機能で折りたたむ。

文字コードとカーソル位置の保存

これは便利。開いたファイルごとに記憶されている。文字コードとカーソル位置、あとブックマーク(行しおり)も。

DirectWriteによるフォントレンダリング

Notepad2ではクリアータイプの指定ができ、Notepad3では、何も指定しなくても最初からクリアータイプが有効の様子。

いろいろ試してみたけど、設定ファイルNotepad3.iniに以下の設定をすると、DirectWriteがオンになるけれど、クリアータイプより綺麗に見えるかどうかは、フォント次第という感じでした。

[Settings2]
SciDirectWriteTech=1
SciFontQuality=3

ほか

  • 文書内URLのリンク。
  • これは、file://の場合、Alt+クリックでエディタで開く、Ctrlでブラウザで開く。(動作未確認)
  • テキスト文書の暗号化対応。
  • 単語ナビゲーション カーソルが単語を移動する時、より広く移動できるようにも設定できます。
  • シンティラバージョン4に更新。
  • Docなんとかという機能が初期バージョンとして実装されたが、良く分からない。読書モード??

Notepad2 zufuliu

Notepad2-modを継承したzufuliu版Notepad2が急速に開発されており、括弧/インデントの自動補完、プログラミング言語の予約語も単語補完、各種変換機能、文字コード検出改善、プログラムエディタとして痒い所に手が届く系(ゆえに以下機能はない:鬼雲、ファイルごとに記憶など)。metapathも付属で、更新までされている。

  • 公式サイト:ダウンロード場所
  • 対応OS Windows XP/Vista/7/8/10 32/64bit
  • バージョン 4.2.25.1172, 2018年7月31日
  • Windows 2000対応版 4.2.25r1071, 2017年8月27日(1096で未サポートとあるのでおそらく日本語化パッチ作りましたが2000環境はないので動作は未確認)

Notepad2zとでも呼ぼうか。これは遂に予約語の単語補完を完備。7zで圧縮して配布しているので7-Zip Portableとかで、ファイルを解凍する必要があります。


Fを押すと候補が出ますね。


function を選ぶとここまで出ます。


改行すると設定した個数分でインデントが入っています。


改行だけで適切にインデントされています。
  • シンティラのバージョン4に更新。
  • zufuliu版に追加構文ハイライト: Scala, Vim, Lisp, Android Smali, F#などなど。60言語くらい。かなり多い。一覧
  • 逆にNotepad2-modと比べてなくなったハイライト: Markdown, AutoHotkey, AviSynth, Coffeescript, YAML
  • 配色設定のリソースがなくなったので、ここが日本語化できなくなりました。
  • 選択範囲を括弧で囲むような機能も追加されました。詳細

これまでの日本語化パッチ

最初に登場したNotepad2のnyancoloさん(リンク切れ、2015年初頭まで存在)による日本語化パッチは、CC-BY-NC3.0のライセンス、非商用利用を可とし、著作者を明記すれば改変は自由としています。これをベースとして継承し最初に日本語化パッチを作りました。まあ、しかし再翻訳して新訳版に更新しました。

次にDonkichirouさんによるNotepad2の日本語化パッチが公開されています。ライセンス不明です。

nyancoloさんのパッチの注釈

  • UTF-8 with SignatureUTF-8N と訳されており、この8N表記は日本語圏でのみの慣例で、一般におそらく正確にはBOMなしを指すが、この翻訳のようにBOMありとも解釈されており、曖昧なのでこの用語を使わないようにします。

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