ShilverStoneのSST-ML05Bは、割と小さ目でPCIブラケットとロープロファイルPCIブラケットありで、マザーボードに差して使えるのはロープロファイル、2.5インチが4つ入り、スロットインのスリム光学ドライブが使え、フローファンに8cmファンが使えます。PCIブラケット部分に、スロットインのスリム光学ドライブか、3.5でも2.5でもHDD関係か、12㎝ファンの、どれかが使えます。右横面に来るUSBポートは、USB3.0に対応で、まあこれはマザーボードにもUSB3.0用のコネクタが必要。
最近はACアダプタはあまり出てなくて玄人志向の120WのACアダプタが安く、C7などのアイドルスリープに対応しHaswellに対応しているとメーカーが言っているので、これで一択です。
・【玄人志向編】技術者「謎のサングラス男」に聞く、Haswell対応の根本とポイント3メーカーに聞く、Haswell時代の電源選び(2013年7月5日、AKIBA PC Hotline!)
このケースとACアダプタを組み合わせると、うまく入れるのに工夫が必要でした。ACアダプタの電源ユニットを縦にしてケースに入れると、SSD/HDDユニット部分が入らない。横にすると、なんかマザーボードに接触しそうで怖い。横にしたまま傾けて固定したい。それを解決するために固定板を作りました。こんな感じです。
この固定板の設計図はこうなります。1mm厚のアルミ板です。できてから折ります。
ファンは、適当なゴムを切って両面テープでケースに貼ることで固定する。ケースの外でやってみるとこんな感じです。ケースとゴムで挟み込んで固定しています。
組み合わせてこんな感じです。左にSSD/HDDユニット、真ん中に電源ユニット、右にファンです。ファンが電源ユニットのヒートシンクを冷やします。
マザーボードは、先に記事を書いたGIGABYTE GA-J1900N-D3V、省電力新型AtomのBayTrail-D搭載です。4mmのアルミ棒が8cmファンのネジ穴にすっぽり入り、ヒートシンクにも刺さります。
アルミ棒をカットして、このヒートシンクの上に載って固定されるようにします。
これでBIOSから見ても800rpm前後で、30度台を保ちます。音がないです。
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