nowHere
Home > パソコン > 2014年版、新たなる省電力PCの探索

2014年版、新たなる省電力PCの探索

WIN8にしたので、省電力PCのファンレスのものが気になるところです。
静かというか「無音で」つけっぱなしにしておいて、WEBがサクサクできればいいので。候補は2つですね。
いつの間にかここ半年くらいですごいいろいろ出ていたみたいです。USB3.0ポートが増えたりで候補に挙がってきますね。

超小型手のひらサイズのIntel NUC、はたまたMini-ITXのBay Trail-Dかといったところです。Mini-ITXのケースもいろいろありますし、ACアダプタは最近は一択ですね。低回転のファンは1000rpn、できれば800rpmで音が聞こえない程度、無音にしたい。サイレントマウスもあります。

NUC (HASWELL版)

HASWELL版NUCのマザーボードのBLKD54250WYBは、Mini DisplayPort、Mini HDMIがついていて、USB 3.0が4ポート、通常のNUCケースの大きさのため2.5インチはまったく入らないがSATA6.0Gbpsが1個、mSATAが1個。
Intel BLKD54250WYB(2013年11月16日、AKIBA PC Hotline!)
NUCのベアボーンで、PCMark7スコアが4776、アイドル時4W、高負荷時38.1W、3DMark-Cloud Gate Graphics scoreが6309、CinebenchR11.5(CPU)が1.98,
ドラクエXベンチ(標準画質1280×768)5708 [1]『週刊アスキーパソコン自作の新常識2014』26、34ページ。

NUC, 2.5インチが載るやつ

Intel DN2820FYKH

HASWELL版 Core-iではなく、新型AtomのBay Trail-MのCeleron N2820、動作クロック2.4GHzのNUCサイズのものが、これは1万6000~7000円と手ごろで、爆発的に売れているようです。
Bay Trail-M搭載の格安NUCが発売、最安15,980円 Bay Trail-Mでは現在最安、2.5″ベイも搭載(2014年1月31日、AKIBA PC Hotline!)
アキバ店員のPCパーツウォッチ(2.5″ベイ付きIntel NUC)(2014年2月11日、AKIBA PC Hotline!)
Celeron N2820搭載の格安NUCが再入荷、最安1.6万円(2014年3月12日、AKIBA PC Hotline!)

Intel NUC(Next Unit of Computing) Kit Intel  Celeron N2820搭載(DN2820FYK)キット BOXDN2820FYKH0
Intel NUC Kit Intel Celeron N2820搭載 DN2820FYK 単3電池1本分の高さ
Amazon.co.jp

Intel D34010WYKH

HASWELL版 Core i3-4010U搭載で、2.5インチベイがあるものも同時に発売。4万円くらい。上のCeleronではmSATAが無いですがこちらはありです。
NUCの2.5″ベイ付きモデルが発売、Core i3-4010U搭載 mSATAもアリ(2014年1月31日、AKIBA PC Hotline!)

Intel D54250WYKH

その1週間後には、Core i5-4250Uのものが出てきて4万円台後半です。
[新製品]Intel D54250WYKH (2014年2月8日、AKIBA PC Hotline!)

NUCのファンレスケース

Impacticsのヒートシンク型ケース

NUCファンレス、2.5インチが載るやつ

akasaのヒートシンク型ケース

akasaの少し大きいケースがあり、たぶんまだ売ってないですね。2.5インチベイを2つ使えるのはかなりハードディスクが2つ使えるので、ベストですね。NUCマザーボードのSATAポートで2.5インチSSDは動くみたい、HDDや光学ディスクドライブはいけないみたい [2]NUCの基板にあるSATAポートで2.5インチSSDを動かせるか?(2014年02月09日、ascii.jp)
Akasa、Haswell版NUCを無音駆動させるファンレスケース「Tesla H」リリース
2014年4月1日にakasaのNUCケースが発売というニュースが出ているのでそろそろ出てくるかもしれない。追記:輸入代理店が扱っていないので、ファンレスで2.5インチが入るケースは個人輸入とかでしか手に入らないかも。

NUCですごく小さくいくか、それとももう少し拡張性をとってMini-ITXにするか迷うところです。

Bay Trail-D搭載ファンレスMini-ITX

Celeron J1900

USB 3.0 x4ポート

GA-J1900N-D3Vは、J1800のやつがコアが2個なのに対してJ1900では4個でさらにDVIがついてます。SATAが3Gbpsです。SATAが3Gbpsでも、実感として変わらない域に入っているので気にしません。これをゲットしました。
より新しい記事GIGABYTE GA-J1900N-D3V、省電力新型AtomのBayTrail-D搭載

4コア版BayTrail-D搭載のファンレスMini-ITXマザーが発売(2014年3月6日、AKIBA PC Hotline!)

それとJ1900には、Supermicro「X10SBA」もあって。
DisplayPort、HDMI、USB3.0が1個、mSATAは3Gbps、SATA6.0Gbpsx4。でUSB3.0は1個だけどSATAがたくさんついているのでありです。ただ3万円台です。

新型Atom系コアの「Celeronマザー」が初登場、BayTrail-D(2014年1月16日、AKIBA PC Hotline!)

Celeron J1800

こちらはUSB3.0が1個なので、拡張性が低いので却下の方向です。3種類出ています。J1900のほうがCPU処理が2倍でした。

GIGABYTE マザーボード Intel Bay Trail Celeron J1800搭載 Mini ITX GA-J1800N-D2H
GIGABYTE – GA-J1800N-D2H, Intel-BayTrail(Celeron J1800搭載) Mini-ITX Amazon.co.jp

GA-J1800N-D2Hの性能は、アイドル時13.8W、高負荷時20.5W、PCMark7のスコア3022、FFXIVベンチ(1280×720)1366、CinebenchR15が73、SATAが3Gbpsで、HDMIのみ [3]『DOS/V Power Report』2014年5月号。98-99ページ。

・ASUS J1800I-C Bay Trail-D搭載の格安ファンレスマザーがASUSから登場(2014年3月28日、AKIBA PC Hotline!)
・BIOSTAR J1800NHBay Trail-D搭載で実売9千円のファンレスMini-ITXマザーが登場(2014年3月15日、AKIBA PC Hotline!)
・GIGABYTE GA-J1800N-D2HBay Trail-Dの格安マザーが発売、9,800円(2014年2月15日、AKIBA PC Hotline!)

AMDのKabini

AMDからはFUSIONの後継でKabiniというのが出ていますが、ファンレスのものでは下位版のためか肝心のCPUの処理性能があまり上がっていない印象なので却下。KBN-I/2100が出ています。

・「KBN-I/2100のベンチマークをとってみました。」(こたろー日記)Fusion E350、後継のE-450、Kabini E1 2100と出てはいるが、性能が高くなったということはないです。

Mini-ITXのケース

Mini-ITXでいくと。5インチベイを使うか、PCIスロットを使うか、2.5インチディスクだけ入ればいいのか。これ以下を求めたときにNUCが選択肢に入ります。逆に、5インチベイ、PCIスロット、小型省電力となるとMini-ITXになってくる。

かなり小型だとISK-110 VESAは、2.5インチディスクが2個分ぐらいしか余裕がないけれど、ACアダプタ付きで。

・サイズのMONOBOX ITX2や、RealanのE-M3がPCIブラケットありで20cm四方より少し大きいくらい。
アビーのMini-ITXのケース、acubic E70(5インチベイ、フローファン有、PCIブラケット有)、D30(5インチベイ、フローファン有、PCIブラケット有)、E20A20
・Lian Li なら、PC-Q07 U3 (5インチベイ) とか PC-Q02Lite
・ShilverStoneも、ちょっと欲しいベイ数に比べて大きいけれど、SST-ML05Bが割と小さ目でPCIブラケットありで、フローファンに8cmファンが使えます
・BitFenixのPhenomでは大きすぎる。

追記:SST-ML05BとKRPW-AC120Wの組み合わせにしました。電源が工夫しないと入らないので、固定板を作りました。静音化:SST-ML05Bケースに、玄人志向のACアダプタKRPW-AC120Wを載せるです。

Silver Stone PCケース mini-ITX スリムタイプ SST-ML06b
Silver Stone SST-ML06B フロントパネルがアルミで、上のよりも少しだけ高くデザイン的であるのが売り文句です。
Amazon.co.jp

ACアダプタ

最近では、玄人志向のが安いです。6900円とかですね。ACアダプタのトレンドが2010年から2011年なので、この時期には30種類くらい輸入などであったと思う。今はぜんぜん出ていないですね。玄人志向一択でいいのでは。
KRPW-AC120W(玄人志向)

C7やC6といったアイドルスリープ状態に対応し、Zero Loadとかいうのにも対応している、Haswellに対応しているとメーカーが言っている。12V2の0.05A出力というやつですね。

同価格の準ファンレスのSFX電源ユニット、高効率変換の80Plus+Bronzeのものに、SilverStoneのSST-ST30SFがあります。温度が低いときにはファンは停止し温度に従って回転数が上がる。

アビーのACアダプタがいろいろ出ています。電源変換効率も88%とかですね。玄人志向と同じくC6/C7の最小電流値「+12V 0.05A」に対応しています。
ACアダプタ (アビー)
・AC150-AP04AAAC150-AP04AA (150Wモデル)ATX&SFX変換ブラケット付 標準価格11,980。実売9000円くらいです。
・AC130-AP02AA (130Wモデル)ATX変換ブラケット付 標準価格9,980
・AC84-AP03AA(84Wモデル)ATX変換ブラケット付 標準価格6,980
弊社取り扱い電源ユニット Intel®第4世代Coreプロセッサー「Haswell」 対応表(アビー)

低回転ファン

低回転ファンは、過去ではXINRUILIANの800rpmのものがよかったんですが、もう売っていないのかな?老舗のファンメーカーの山洋ファンのものが、オウルテックから出ていますね。800rpmでは聞こえない。1000rpmでは、すごく静かな時間帯には聞こえるかもといった感じです。ファンコントローラーとかで静かにするといいかも。ケースファンは電源を冷やしつつ800rpm以下、CPUファンは800rpmとかで負荷がかかって温度が高くなると1000rpm以上に自動制御できたりすると便利です。BIOSから自動制御できるマザーボードが増えたためか、この手の自動制御の商品は減っていますね。

使ったことがないですが、低回転のPWMに対応したファンでは以下があり、非常に安価です。マザーボードにファンの回転数自動制御がついていれば使えますね。ARCTIC COOLING ARCTIC F8とF12のPWM対応版があります。

ARCTIC F8 PWM/ARCTIC F12 PWM/ARCTIC F14 PWM(ザワード)

サイレントマウス、ワイアレス

ワイアレスのサイレントマウスがあって、これはクリック音がしないんだけど、というかかなり僅かな音ですけど、手放せなくなります。

モニタのメモ

ゲームをやらないので不要だけど。

モニタに関して。通常の60Hzのリフレッシュレートでは。
・4K対応(3840×2160) DisplayPort、DVI。30Hzのリフレッシュレート対応までなのはHDMI1.4a
・WQHD(2560×1440)や、フルHD(1920×1080)は、上記どれでも可能。
4Kでは、2GBよりも4GBのビデオカードのほうが性能が2倍出て、フルHDでは変化なし [4]『DOS/V Power Report』2014年5月号。40ページ。

120Hzのリフレッシュレートでは。
フルHD(1920×1080)は、DisplayPort、DVI。
XGA(1024×768)は、HDMI。 [5]FORIS FG2421(Eizo)

出典

出典
^1『週刊アスキーパソコン自作の新常識2014』26、34ページ。
^2NUCの基板にあるSATAポートで2.5インチSSDを動かせるか?(2014年02月09日、ascii.jp)
^3『DOS/V Power Report』2014年5月号。98-99ページ。
^4『DOS/V Power Report』2014年5月号。40ページ。
^5FORIS FG2421(Eizo)

コメントを残す

Top