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2016年の話題、Mini-STX、Braswell Refresh、有機EL

簡単に。Braswell後継の毛の生えた性能アップのBraswell Refresh。さらにその次のApollo Lake登場。CDケースサイズのMini-STX登場。有機EL液晶はどうなっているのか。

更新9月20日、Mini-STXと2TB SSD販売開始、MacType公式に動きあり)

Braswell Refresh

Braswellに毛の生えたBraswell Refreshが登場。SATAポートが増加、GPUのバーストクロックが740MHzへ40MHz増加。

さらにBraswellの後継Apollo Lakeの製品が2016年10月に登場し、解像度4Kで60Hzの出力をサポートしたのが大きい。さらに高速処理、省電力。ASRock J4205-ITXがちょっと欲しいです。省電力小型PCの完全体という感じ。DDR4に対応するものの製品ではまだ対応していないので、これを待ってもいいかもしれない。GIGAZINEによれば、Apollo Lakeの登場により、ノートパソコンの価格をさらに下げてくる。VP9コーデックのハードウェアデコードに対応し、YoutubeがVP9コーデックを使い始めたのでこれを低負荷で再生できる。

Apollo Lake

・ASRock J4205-ITX

Braswell Refresh

Pentium J3710 1.6GHz / バースト2.64GHz (J3700が2.4GHzまで)

・ASRock J3710-ITX

Celeron J3160 1.6GHz/バースト2.24GHz (J3150が2.08GHzまで)

・ASRock J3160B-ITX
・ASRock J3160DC-ITX ACアダプタ付き。

Intelの新たな省電力SoC「Braswell Refresh」搭載マザーが計6モデル発売、ASRock製(2016年6月2日)

Mini-STX

どんどん小さくなる。CDケースの四角の大きさ。PCIがないため、ビデオカード向けではない。ACアダプタでの供給となる。

Mini-ITXとNUCの間にMini-STXが生まれた経緯(2016年4月7日)
Mini-ITXよりさらに小さい「Mini-STX」マザーボードが登場(2016年1月12日)
Mini-STXが今年中に普及の兆し。ASRockとECSに加えASUSも参入(2016年6月3日)
5インチ×5インチサイズの新規格「Mini-STX」準拠の小型PCが登場(2016年6月6日) ここに箱が紹介されていて、2.5インチSATAが2つ入るとのこと。

実際の Mini-STX 製品。省電力は不明で、非常に小さいのがポイント。
Mini-STXマザーが単品初登場、「H110S-2P」が発売(PC Hotline!、2016年9月17日)、ACアダプタ別途。
Mini-STX対応の小型ケース「SST-VT01」が発売(PC Hotline!、2016年9月16日)、SilverStoneのSST-VT01、2.5インチ×1
小型マザーの新規格「Mini-STX」対応の自作キット「DeskMini 110」が発売、(PC Hotline!、2016年8月5日)、ASRock、SATAx2
Mini-STXベアボーン、(PC Hotline!、2016年8月16日)

Desk mini 110 がマザーボードと箱とACアダプタがセットで上の単体の組み合わせより安く、SATAx2なので強い。ファンは1100rpmで静か。最大消費電力はPentium G4500で40W台前半
https://ascii.jp/elem/000/001/225/1225886/index-2.html、(ASCII.jp、2016年9月10日)
Deskmini 110 + Pentium G4500を試す、(なにも わからぬ、2016年9月5日)

比較に挙げておくと、N3700でアイドル時7W、エンコード時26W。
N3700-ITXのレビュー(kakaku.com)
ASRock N3700-ITX 買っちゃいました。(ゆっちのBlog)
これは、その前のJ1900でのアイドル時9-10W、条件は同一ではないが高負荷時14.9Wとアイドル時のパフォーマンスが良いですね。
Bay Trail-D Celeron J1900/J1800のまとめ(当ブログ)

M.2 SSD 2TB

初登場時59,700円、以前の同容量より半分の価格となり、ここから下がっていくでしょうから、2TBもあればHDDが不要となっていくケースは増えるのでは。
割安な2TB SSDが登場、3D NAND搭載「Crucial MX300」の最大容量モデル(PC Hotline!、2016年9月18日)

3D NANDが普及するということで、SSDの容量が今後上がってきます。これは壊れやすさがまだ不明な感じですね。でも2TBのSSDが普及するでしょう、このへんで2.5インチHDDと交替してきますね。格安SSDは、先週で960GBが22480円になってます。
割安な2TB SSDが登場、3D NAND搭載「Crucial MX300」の最大容量モデル(PC Hotline!、2016年9月18日)
M.2 SSDで最大2TB、ADATAが新SSD発表、ゲーミングメモリも多数……(PC Hotline!、2016年6月8日)
Crucial MX300 mit neuem 3D-TLC-NAND angekündigt Crucielの3D NANDはそろそろ1TB、第4四半期に2TBの予定。

SATA3.0(6Gbps: 750MB/s)
SATA2.0(3Gbps: 375MB/s)
このSATA3.0の理論値750MB/sの限界が、SSDの実測550MB/sの打ち止めの原因になっているのではないかと最近考えはじめた。M.2.ではリード2,000MB/s前後なので。

2.5inch HDD も1TBプラッターになっているので、百数十Mbps出ている。大量データのコピー以外では動作が遅いとは感じないであろうくらいにはなってきている。
ST2000LM007 [2TB 7mm]『おすすめ2.5インチHDD製品か』 Takesi_38さん のレビュー・評価(kakaku.com)

有機EL液晶

2017年のiPhoneの、薄くて消費電力が抑えられる、綺麗な、有機EL液晶、やっと十何年も経て普及してくるのか。
5/6 iPhone用有機ELパネル

PCモニタでは、完全な黒の表現、コントラスト比40万:1、応答速度0.1ms、表示色数は10億7千万を実現とのこと。

比較に挙げれば、液晶では、コントラスト比多いもので10億:1、普通は1000:1でも多い、応答速度は1msあればかなり早い、色数は4Kモニタで同じくらいの10億7千万、通常は1677万色です。

ですので、有機ELは、さらに薄くて消費電力が低い、次世代のモニタとしてずっと普及を待っているものなんです。
Dell、有機EL採用の30型4Kディスプレイ「UltraSharp 30」、~応答速度0.1ms、コントラスト比40万:1、USB Type-C対応(2016年1月7日、PC Watch)
Dell、低遅延を実現する「ALIENWARE 13」の有機ELモデル(2016年1月7日、PC Watch)
HP、13.3型有機ELディスプレイ搭載2in1を発表(2016年1月6日、PC Watch)

2007年には試作品のような小型のテレビが高価格で発売されたんですけど。なかなか普及してこなかった、薄型・省電力・高性能モニタパネル。

ついに登場“夢の”有機ELテレビ 「ソニー復活の象徴に」(2007年10月1日、ITmedia)

ソフトウェア

Windowsのフォントの描画の綺麗さを改善するソフトMacType公式が2016年8月30日に稼働し、9月4日版まで更新されました。それまでWindows 10 Anniversary Updateでエラーが出たり、対応しないアプリが増えていた点が改善される模様。
MacType公式
MacType非公式パッチ 公式が更新されているので役目を終えたような様子。何かあれば動きがあるかも。

Windows のフォントの綺麗さの問題は、改善されてはいるけど、Windows 10 でもいろいろ言われており、Windows ではフォントの描画を綺麗にするソフトを使ったほうがいいですね。それが結構、gdi++というソフトは正当な感じでは公開されていなかったし、新しいMacTypeというソフトも停止していたのが動きがあるのでは、とのこと。

Windowsのフォント描画を改善する「MacType」プロジェクトに再始動の兆し(2016年6月10日、窓の杜)
チューニングしてこそ活きるMacType(2014年1月14日、窓の杜)

2017年よりMactypeなしでもギザギザはないらしい

Windows 10 の 2017年のアップデートから、Windowsで設定しただけでもかなり綺麗な様子。以下の記事を見ると、ギザギザ感が完全になくなった感じがあります。

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